図面士^Ⓡとは

「施工図作成」の技術者として
知識と経験、技能水準を
認定する称号です。

従来の図面のトレースができるだけのオペレーターではなく、建設業各分野に特化した知識を持っており、かつCADを使うなど、建築図面を書くための知能と技能を持つ有資格者のことをいいます。

建築の工程は大まかに【設計】→【施工図作成】→【施工】という分野に分かれます。
図面士は【施工図作成】という分野に分類されます。
建設業での図面は意匠設計・構造設計・設備設計に大きく分かれます。

これらを「施工」するためには「施工をするための図面（一般的に施工図）」が必要となり生産設計ともいわれます。
施工図作成業務は建築の知識と技術を持ち合せ単にトレースするだけではなく、見やすく分かりやすい図面を作成し、施工前に初期不良を見つけ出す事ができるようになります。正確な施工図は初期不良をも防ぎ、熟練となれば予算と品質の調整をする生産設計者として活躍することも可能です。

図面士は、この「施工をするための図面」の知識と技能を持ち理解し描ける人材をさします。

※生産設計とは
デザインした建物の工事を実際に進めるため施工図作成設計者が「建築施工図」を作成します。また、その技術者です。 施工管理や設計者などと打合せを重ね、予算や品質などを調整しながら、設計図を具体化・詳細化した施工図にまとめます。 イメージを形にするための、キーパーソンといえます。

図面士制度について

「施工図作成」業務を専門職
とする資格により可視化。
技術者・専門職として
認定する制度です。

• 資格取得を通じた
  能力開発
• 施工図作成の知識と
  技能の可視化
• 有資格者と必要とする
  企業のニーズを繋ぐ

従来の図面のトレースができるだけのオペレーターではなく技能者、専門職として認定、可視化し、有資格者と必要とする企業のニーズを繋ぐための制度です