図面士協会 会長からのご挨拶
代表挨拶
CADオペレーターから図面士へ
私ども一般社団法人図面士協会は「建築図面を書くための知識と技能をもつ人材」の育成を目指して、この2020年4月に設立致しました。
図面作成業務は、建築の知識と技能があれば、単に図面をトレースするだけではなく、
見やすく、分かりやすい図面を早く作成し、初期不良をも見つけ出すことができるようになります。
しかしながら現状では、トレースという図面を写すことができるところにとどまっています。
そこで当協会では、従来のCAD操作の技能向上はもちろんのこと、
更に図面を読み取り、正確な図面を書ける「建築の知識と技能を持つ人材」を一人でも多く育成することで、建設業をサポートしていきたいと考えています。
また、鉄筋コンクリート造、鋼構造、木造と、3つの構造別に技能の水準を図るための資格をつくることで、企業と人材のミスマッチを防ぎたいと思います。
今後は2027年から図面士試験、図面士登録制度の運用を開始し、図面士の普及と推進を図り発展に努めてまいる所存でございます。
今後ともご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
一般社団法人図面士協会
会長 宇田川あやの